JapEATER "虎鮫" Tiger Shark

2000年9月、宮古島市の砂山ビーチ沖合い30mでサーフィンをしていた男性がサメに襲われて亡くなり、サーフボードに残された歯型から体長2m前後のイタチザメと断定。最大級では体長6メートル。 ※当ページの黒い部分は、体長2mの鮫の背ビレ。

かまぼこ、フカヒレ、肝油、軟骨サプリメント、さまざまなカタチで食されている鮫、 2006年現在まで、生物学的に発見されている数は12目21科74属、総勢370種を超え、日本近海には約120種の鮫が生息しています。
曖昧な数字ですが海中には未だ発見されていない(UMA/未確認生物)鮫も少なからずいます。
日本近海には生息していないとされる最も危険な鮫も近年は現れるようになり、映画『JAWS』で有名なホオジロザメ(Great White Shark)<14年前、瀬戸内海松山沖でタイラギ漁をしていた漁師を襲ったり、昨年川崎沖で死骸で発見された>をはじめ、5年前に鳥取沖で発見されたシュモクザメ(Hammerhead Shark)その他、イタチザメ(Tiger Shark)、オオメジロザメ(Bull Shark)、ヨシキリザメ(Blue Shark)、ヨゴレ(Oceanic Whitetip
Shark)、シロワニ(Sand Tiger)などなど数多くの種類が各地で被害をもたらしています。
特にサーファーを襲う鮫の大半はメジロザメ目メジロザメ科のイタチザメ
(Tiger Shark)で、波打ち際まで追ってきたり。 河口付近の淡水域にも現れたり特に油断ならない鮫です。
背中に虎柄模様があるためTiger Sharkと呼ばれています。 鮫のイメージとして人喰い鮫=ホオジロザメと思われがちですが、日本近海で一番被害をもたらしているのはイタチザメ(Tiger Shark)と言っても過言ではないでしょう。 一般的な知られている鮫の嗅覚は『血の臭い』聴覚は『魚が捕らえられた時に出す低周波』に敏感と言われ。 パドリングしている姿がウミガメやアシカやアザラシに似てるがため、間違えてサーファーを襲うとされています。 それも一理。
鮫は夕方から早朝(水温が比較的低い時)に捕食するとされていますので、明け方や夕方以降の波乗りは『おい、今日はトロい亀がいるぜ〜』と鮫も大喜びのはずです。 また、濁った海、河口付近、キラキラ光るアクセサリーも魚の鱗と勘違いするようです。
もともと海中の食物連鎖の頂点にいる鮫の縄張りに足を踏み込んでいるのは人間のほうなので、捕食行動中は充分警戒していただきたいものです。 なにしろ海中では生命は等価ではなく、人間も食物連鎖の一部になることを心得て充分警戒したほうが良いと思われます。

また、あまり知られていないのが水中でのオシッコ臭が鮫を引きつける原因となります。 その他、岩場で魚釣りや、スピア・フィッシング(銛や水中銃による漁)をしてる人がいたら、その人達の捕らえた魚の臭いが鮫を呼んでいるので気をつけましょう。 鮫被害の原因の多くはスピア・フィッシング中の漁師を襲う例が多くあります。
※日本ではスピア・フィッシングは禁止されています
ダイバーの間では、基本的に鮫は人を襲わないとされていますが、さすがに大型の鮫と海中で遭遇した時は、海底に身を潜め刺激を与えないよう注意します。 また、イルカやクジラ、シャチなどの哺乳類に比べ頭悪い動物とされていますが、ディスカバリー・チャンネルによると、実は大型の鮫ほど頭が良いようです。 中には好奇心旺盛なのがいて、興味を持ったモノに遭遇すると、まず何なのか確かめたくなるそうです。
人間の場合は指があり、触れて確かめることが出来ますが、鮫には指がないので、何で確かめるのかというと『歯茎』です。
皮膚『鮫肌』は硬く、お寿司屋さんで山葵をおろしたりするアレに使われるくらい硬いのです。体の中で一番柔らかい部分で確認する
その行為が、結果的に“噛みつく”ということになってしまうのです。
ちなみにイルカはチンチンで確認するそうです。
ついでに余談ですが、鮫のチンチンは2本あるそうです。
いろんなコトを想像してしまいますなぁ〜。
ともあれ、今年は長梅雨で降水量が多かったため、今話題の『人喰いバクテリア』に注意したほうが良さそうですな。

※『人喰いバクテリア』濃度0.5〜8%の塩分薄目の海水に生息し、水温20度超えると増殖。
魚や貝を生食しないで必ず火をとおすことと、肝機能が弱って抵抗力が著しく低下してる人、身体に生傷がある人は海に近づかないほうがいいでしょうとのこと。

TEXT by 田村耕滋

JapEATER "虎鮫" Tiger Shark  TEXT by 田村耕滋

 

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